「排水ポンプを自動で動かしたいけれど、フロートスイッチの仕組みがよくわからない」「現場の環境に合った水位制御の方法を知りたい」とお悩みではありませんか?
建設現場や設備管理において、ポンプの自動運転は省エネや人員削減に欠かせない要素です。その中でも「フロートスイッチ」は、シンプルかつ確実な仕組みで広く採用されています。
この記事では、日本で初めて水中ポンプを製造した櫻川ポンプ製作所が、フロートスイッチの基本原理から、100V・200Vポンプにおける設置の違い、さらにはセンサー式との比較や現場のトラブル対策まで、プロの視点でわかりやすく解説します。
✔︎この記事のポイント
- フロートスイッチは浮き沈みを利用した物理的な水位検知システム
- 100Vポンプ用「ピギーバック」と200Vポンプ用の違いと正しい設置方法
- 水質に影響されにくいフロート式と、泥水に強いセンサー式の使い分け
- 現場でよくある誤作動(波立ち・薬品混入など)の防ぎ方
フロートスイッチとは
さくゾウ
さくみ
水位を自動で検知する役割
フロートスイッチの最大の役割は、ポンプの「自動運転(オートポンプ化)」を実現することです。
一般的な排水ポンプ(非自動型)は、一度電源を入れると、水が無くなっても空気を吸い込みながら動き続けてしまいます。この「渇水運転(水がなく空気を吸う状態)」は、電気代の無駄遣いになるだけでなく、ポンプ内部のインペラ(羽根車)の摩耗や、騒音、モータ発熱の原因となります。
そこでフロートスイッチの出番です。水がある時だけポンプを動かし、水がなくなれば自動で止まる仕組みを取り入れることで、消費電力を大幅に削減し、ポンプ自体の寿命を延ばすことができます。
浮き沈みでスイッチが作動する基本原理
フロート(float)とは、英語で「浮く」という意味です。その名の通り、水に浮く性質を持った構造をしており、水位の上下に合わせてフロート自体が物理的に浮き沈みます。
内部には接点(スイッチ)が内蔵されており、水が溜まってフロートが一定の角度まで立ち上がると「スイッチON」となりポンプが起動します。逆に、排水が進んで水位が下がり、フロートがぶら下がった状態(元の角度)に戻ると「スイッチOFF」となりポンプが停止します。
この物理的な動作による検知方式には、「水質の影響を受けにくい」という大きなメリットがあります。海水や油混じりの水など、電気を通しにくい環境であっても、フロートが物理的に浮くことができれば誤作動の心配が少なく安定して作動します(※水温40℃以下などの条件はあります)。
100Vポンプ用「ピギーバック」の仕組みと設置
さくゾウ
さくみ
コンセントに挿すだけの簡単制御(ピギーバック)
100Vの非自動型ポンプを自動運転させる際に活躍するのが、「ピギーバック」という製品です。
ピギーバックの最大のメリットは、何と言っても「接続が非常に簡単であること」です。
通常、ポンプの自動制御を行うためには専用の制御盤を組んで配線工事を行う必要がありますが、ピギーバックの場合はそのような専門的な電気工事は一切不要です。
仕組みはとてもシンプルです。お使いの非自動型100Vポンプの電源プラグを、ピギーバック側の電源プラグ(差し込み口が背面にあります)に接続し、それをそのまま現場の電源に挿し込むだけです。これで、フロートの浮き沈みによるスイッチのON/OFFがポンプの電源と直結し、あっという間に自動運転ポンプへと早変わりします。

ピギーバックの設置方法と使い方
接続が終わったら、あとは現場に設置するだけです。
おもり位置を調節するだけで運転・停止位置を決めることができます。このフロート先端からおもりまでのケーブルの長さによって、ポンプが起動する水位と停止する水位が決まります。この長さを長くすれば水位の変動幅(運転時間)が長くなり、短くすれば短くなります。
現場のピット(釜場)の広さや、排水したい水量に合わせて、フロートが壁やポンプ本体に引っかからないよう長さを調整して設置してください。

📝 ワンポイントメモ:設置時の高さの目安
フロート式ポンプを設置する際のポイントとして、ピット(槽)の深さは最低でも38センチほど確保できれば使用可能です。現場のスペースを事前に確認する際の目安にしてみてください。
動画で解説!ピギーバックの仕組みと使い方
「文字だけだと設置や動きのイメージが湧きにくい…」という方のために、ピギーバックの準備から実際の稼働までを分かりやすく解説した動画を公開中!
🎥 動画の見どころ
- 使用前準備:現場へ設置する前の正しいセットアップ手順
- スイッチON/OFFの仕組み:フロートがどのように傾いてポンプが作動するのかを図解
- 【必見】おもり位置別の稼働水位:おもりの位置(支点からの長さ)を変えると、実際に水深「何センチ」で排水を始めるのかを、実機を用いた使用事例で紹介
▼動画はコチラからチェック!▼
【ピギーバック】使用方法と仕組み
動画内では、おもりの調整によって水位の変動幅がどう変わるのかを具体的な数値(センチ)で視覚的に確認できます。ご自身の現場に合わせたスムーズな設置調整のために、ぜひご覧ください!
200Vポンプ用フロートスイッチの仕組みと設置
さくゾウ
さくみ
制御盤と接続して使用する本格仕様
200Vの三相ポンプは、100Vポンプのようにコンセントに直接挿して制御することはできません。そのため、フロートスイッチと制御盤の間に「液面リレー(フロートレスリレー)」を挟むのが基本となります。
この液面リレーは、フロートスイッチだけでなく電極を組み合わせた水位制御をする場合に使用します。
仕組みとして、フロートスイッチが「水が溜まった」「水が減った」ことを検知して電気信号を発します。その信号は液面リレーを経由し、制御盤内の電磁接触器(マグネットスイッチ)を作動させることで、安全かつ確実にポンプをON/OFFにする仕組みです。
▼接続イメージ図▼
-scaled.png)
制御盤と接続を省ける櫻川のフロート式ポンプ
一般的な200Vポンプにフロートをつけるためには、上記のように制御盤の手配や複雑な配線が必要というハードルがあります。しかし櫻川ポンプでは、こうした現場の負担を軽減するため、フロートがあらかじめ付いているポンプのラインナップを展開しています。
- 【自動交互運転ポンプ】UOY/UOY-Wシリーズ:あらかじめポンプ本体にフロートスイッチが組み込まれており、導入してすぐに自動運転の環境を構築できるモデルです。
- 【1点検知式オートポンプ】RAUFシリーズ:「5.5kW~11kW」クラスの大型ポンプであっても、フロート式オートポンプとして運用可能にする外付けユニット搭載モデルです。
📝 ワンポイントメモ:RAUFシリーズ搭載の櫻川独自システム
外付けユニットによりポンプをオート化できる「RAUFシリーズ」には、さらなる安全と効率化をもたらす機能が詰まっています。最大の特長は、現場の水の流入量に合わせて自動で排水時間を調整する「櫻川独自の変動タイマー」が搭載されていること。これにより、無駄な空回り(渇水運転)を極限まで減らし、消費電力の削減にも貢献します。さらに、モータを異常から守る固着防止機能(24時間連続でポンプが動かない場合、約1秒回転する)も標準搭載されているため、過酷な現場でもポンプを長持ちさせながら安全に運用することが可能です。
これらの製品を活用することで、200V三相ポンプであっても、盤の準備や結線作業を最小限に抑えた自動運転を導入することが可能です。
200Vのフロートスイッチの仕組み
200V用のフロートスイッチは、現場の用途に合わせて複数のフロートを吊るして使用します。
1点検知式オートポンプでは、運転開始水位のみの設定が可能です。
※停止は変動タイマーで自動制御します。
2点検知式オートポンプでは、2つのフロートを使用しているため開始水位・停止水位を決めたい現場で最適です。その2点間の水位幅でのみポンプを動かす仕組みです。

2・3点式による自動交互運転
2点式と3点式のポンプを併用することで、「自動交互運転」での運用も可能になります。
これは、水が溜まるたびに「ポンプA」→「ポンプB」→「ポンプA」と順番に稼働させる仕組みです。1台のポンプばかりが連続して働き続けるのを防ぐため、ポンプシステム全体の寿命を大幅に延ばすことができます。

また、片方のポンプでの排水が追い付かない異常増水の場合は、2台同時に運転します。設備用でよく用いられる方法で、絶対に水をあふれさせたくない現場にオススメの設置方法です。

Aポンプ、Bポンプのどちらかが故障した場合は、もう一方のポンプが単独で運転します。
フロートスイッチの誤動作あるある
さくゾウ
さくみ
フロートの引っ掛かりによる空運転・焼損
物理的な動きに依存するフロート式で最も多いトラブルが、フロートの引っ掛かり(拘束)です。
狭いピット内に設置した場合や、他のケーブル、配管、または流れ込んできたゴミなどの異物にフロートに絡まると、水位が下がってもフロートがONのまま、もしくはOFFのまま固定されてしまうことがあります。
この状態になると、水がないのにポンプが回り続ける「渇水運転」に陥ります。冷却するための水がない状態で運転を続けると、モータが異常発熱し、最終的にはモータの焼損につながりかねません。
不適切な設置位置での誤作動
フロートを設置する際、水槽の「流入口(水が流れ込んでくる場所)」の近くに吊るすのは絶対に避けてください。流入口付近は水流による泡や渦が発生しやすく、フロートが波に揺られて誤作動(ポンプの頻繁なON/OFF)を起こす原因となります。必ず流入口から十分な距離を保ち、水面が穏やかな場所に設置してください。
経年劣化によるケーブル断線と内部接点不良
フロートスイッチは、水位の変動に合わせて長期間「浮き沈み」を繰り返すため、どうしても経年劣化によるトラブルが発生します。代表的なのがケーブルの断線と内部接点の不良です。
フロートの根元部分は、波に揺られたり水位が変わったりするたびに常に曲げ伸ばし(屈曲)の負荷がかかっています。長年使い続けると、この部分のケーブルが疲労を起こして内部で断線し、電気信号が送れなくなってしまいます。
また、フロート内部に入っているスイッチ(接点)の可動部分も、ON/OFFを繰り返すうちに摩耗していきます。寿命がくると「フロートが傾いてもスイッチが入らない(接点不良)」といった誤作動を引き起こし、ポンプが起動しなくなったり、逆に止まらなくなったりします。
💡 フロートスイッチは「消耗品」です
どんなに頑丈なフロートスイッチでも永久に使えるわけではありません。「水位が上がっているのにポンプが動かない」「水がないのに止まらない」といった症状が出始めたら、寿命のサインかもしれません。定期的な動作チェックと、異常を感じた際の早めの交換が、現場の安全を守るコツです。
固定部分のズレによる水位設定の狂い
フロートスイッチは、フロートを固定する取付具の位置、あるいはケーブルに取り付けた「おもり」の位置を支点にして動きます。この支点からフロートまでの長さによって、「ポンプが動き出す水位」と「止まる水位」が決まる仕組みです。
しかし、長期間使用していると、ポンプ自身の振動や水流による引っ張り、あるいは腐食などによって、この固定部分が少しずつズレてしまうことがあります。
固定位置がズレて支点までの距離が変わってしまうと、「水が溢れそうになるまでポンプが起動しない」「まだ水が残っているのに止まってしまう」といった想定外の動作を引き起こします。
「最近、いつもと違う水位でポンプが動いているな」と感じた場合は、故障を疑う前に、まずはフロートの固定部分やおもりが緩んだりズレたりしていないかを確認してみてください。
水質の影響と「薬品混入」による致命的な故障
フロート式は油分を含む水などには強い特徴を持っていますが、お客様から非常に多く寄せられるのが「薬品が混ざった液体でも使用可能ですか?」というお問い合わせです。
結論から申し上げますと、一般的な水中ポンプにおいて薬品が混入した液体での使用は厳禁です。
ポンプのケーブル被覆やフロート本体、防水のためのパッキン類には「樹脂」やゴム素材が使用されています。溶剤や特殊な薬品が含まれた液体に浸かると、これらの樹脂部品が化学反応を起こして溶けたり、ボロボロに劣化したりしてしまいます。
樹脂が溶けて防水性が失われると、ケーブルの隙間などから「毛細管現象」によって水が吸い上げられ、最終防衛ラインであるモータ室へ水が浸入してしまいます。モータ室への浸水は、ポンプが全損するだけでなく、作業員を危険にさらす感電・漏電事故に直結するため、用途・耐久性の観点から不向きです。
フロート式とは異なる「センサー式」という選択肢
さくゾウ
さくみ
物理的な浮きを持たないセンサー付きポンプ
フロートが上下できるくらいの空間が確保できない狭い場所や、浮遊物の多い場所で活躍するのが電極を用いたセンサー付きのオートポンプです。
金属の棒(電極)を用いて水位を検知するため、省スペースに強いのが特徴です。
この電極を用いたセンサーには、大きく分けて「通電式」と「静電容量式」の2つの仕組みがあります。
通電式による水位検知
水に電気が通る性質(導電性)を利用して水位を判断するのが「通電式」です。
電極部が水に浸かり、水に含まれる不純物やミネラルなどを介して電極間に微細な電流が流れることで水位を検知してポンプをONにします。
▼検知イメージ図▼

しかし、電極に泥や油膜が付着すると電気が通らなくなり(絶縁状態)、誤作動を起こしやすいという弱点があります。
また、純水(不純物を取り除いた水)に近い液体で使用した場合、通電するための電気の運び手である不純物が少なくなるため検知がしにくくなります。
そのため、泥水や油汚れが激しい現場や逆に水がきれいすぎる環境には不向きです。
静電容量式による水位検知
水は持つ空気の約80倍の「誘電率」を持つことから、静電容量の変化をモニターして水位を判断するのが「静電容量式」です。
静電容量式では、純水に近い水質でも、電極に泥や汚れが付着した状態でも正確な水位の検知が可能です。
▼検知イメージ図▼

💡 櫻川は業界で唯一静電容量式センサーを導入!
UEXシリーズ、RAUシリーズ、UOXシリーズは静電容量式のセンサーを標準搭載しています。さらに上記で説明した「変動タイマー」も搭載されていて、バッチリ水位検知するだけでなく、現場に合わせて賢く運転することも可能です。
ただし、センサー表面に油や塩が付着すると、正しく検知できなくなります。油を含んだ水や海水でのは使用はNGです。
フロートがNGな環境での水位検知
さくゾウ
さくみ
高温環境では「高温仕様」
周囲の温度が高い現場では、水位検知の選び方に細心の注意が必要です。実は、一般的なフロートスイッチだけでなく、マイコンなどの精密な制御系を内蔵している「センサー式のオートポンプ」も、高温環境(40℃以上が目安)での使用はNGとなります。樹脂部品の変形や、熱に弱い電子部品の故障を招く恐れがあるからです。
このような過酷な現場で自動運転を実現するには、ポンプ単体ではなく、「水中ポンプ + 制御盤 + 水位検知機」というシステム構成にするのが正解です。熱源から離れた場所に「脳」となる制御盤を置くことで、安定した運用が可能になります。
この場合の水位検知機としては、主に以下の2つの選択肢が挙げられます。
- 耐高温仕様のフロートスイッチ:熱に強い特殊な材質を採用したフロートです。水質の影響を受けにくいというフロート特有の強みを活かしつつ、高温下での自動運転を可能にします。
- 電極式(通電式)の水位検知機:金属の棒(電極)を水中に吊るし、通電によって水位を測る仕組みです。フロートが動けないような狭い場所や高温環境に非常に強いのが特徴です。
薬液には「超音波式水位センサー」
薬品が混ざった液体を安全に管理したい現場の最適解となるのが「超音波式」です。

センサーを液面から離れた上部に設置し、水面に向けて超音波を発射して、跳ね返ってくるまでの時間から距離(水位)を測ります。液体に直接触れない非接触式であるため、センサーが薬品で溶けたり腐食したりする心配が全くありません。強酸や強アルカリなどの特殊な薬液を扱う環境では、この方式が選ばれます。
自動運転ポンプを長持ちさせる選び方のコツ
さくゾウ
さくみ
設置スペースや水深に合わせた選定
ポンプを設置するピット(槽)の広さと深さは、自動運転の仕組みを選ぶための最初の基準になります。
もし現場が「狭いピット」や「浮遊物が多い場所」であれば、圧倒的にセンサー式ポンプが適しています。フロートのように浮きが上下に稼働するための空間が不要なため、配管や壁に干渉することなく、省スペースで確実な自動運転が可能です。
一方で、設置スペースに十分な余裕があり、ポンプが作動するための水深が最低でも300mm以上確保できる環境であれば、シンプルなフロート式ポンプも有力な選択肢となります。
業務用の過酷な環境には「最適な仕組み」を
もう一つの重要な基準が、ポンプが吸い込む「液質」です。
土木・建設現場のような「泥水」や「水分を含んだ土砂混じりの液体」を排水する場合は、汚れに強い静電容量式センサーを選ぶのが正解です。電極式のように泥で絶縁状態になることがなく、過酷な環境でも安定して作動します。
しかし、センサー式は「油分を含んだ液体」を苦手とします。そのため、油混じりの排水を行う現場では、水質の影響を受けずに水位の物理的な変化だけで作動するフロート式を選ぶのが適しています。
また、「今は手動ポンプを使っているが、現場を効率化するために自動運転に切り替えたい」というご要望も少なくありません。
櫻川ポンプでは、初めからフロートスイッチを採用したポンプの取り扱いはもちろん、100Vのポンプ限定で、後付けで自動運転にできる「ピギーバック」というフロートスイッチも取り扱っています。
現場の環境に合わせて最適な自動運転ポンプを導入することで、機器を長持ちさせ、無駄な電気代や運用コストを大幅に削減することが可能です。
まとめ:フロートスイッチの仕組みを理解して最適な自動化を
さくゾウ
さくみ
物理的な浮き沈みでポンプを守るフロートスイッチ
フロートスイッチの最大の強みは、水位の変化に伴う「物理的な浮き沈み」を利用して、ポンプの電源を自動でON/OFFできる点にあります。
水が溜まった時だけ稼働し、水がなくなれば止まるというシンプルな仕組みを取り入れることで、ポンプの寿命を縮める「渇水運転(空回り)」を防ぎ、無駄な電気代を抑えることができます。電気的な検知ではないため、油分を含む水など、水質の影響を受けにくいのもフロート式ならではのメリットです。
電圧や用途に合わせた正しい設置が長持ちの秘訣
100Vポンプであれば「ピギーバック」を使ってコンセントに挿すだけで簡単に自動化でき、200Vポンプであれば「制御盤」と組み合わせることで、2台のポンプによる自動交互運転など、より高度で安全な水位管理が可能になります。
ただし、フロートスイッチを正常に作動させるには、「障害物に引っかからない十分なスペース」と「水流が穏やかな場所(流入口から離す)」への設置が不可欠です。また、樹脂部品を溶かしてしまう「薬品混入液」での使用は、漏電事故などを招くため絶対に避けてください。
現場環境に合わせた最適な選択を
もし現場が狭くてフロートが動けない場合や、高温・薬品などの特殊な環境である場合は、今回ご紹介した「センサー式」や「超音波式」といった別の水位検知方式へ切り替えるのが正解です。
櫻川ポンプ製作所では、導入が簡単なフロートスイッチ採用モデル(UOY/RAUFシリーズやピギーバック)はもちろん、泥水に強い独自の静電容量式オートポンプまで、現場の課題を解決する多彩なラインナップを取り揃えています。ポンプの自動化や水位検知でお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。



関連記事
フロートスイッチの仕組みとは?|水中ポンプを自動化する基礎知識
「排水ポンプを自動で動かしたいけれど、フロートスイッチの仕組みがよくわからない」「現場の環境に合った水位制御の…
もっと見る水中ポンプの使い方|準備・操作・トラブル対処を専業メーカーが解説
「スイッチを入れたのに動かない…」「動いてもすぐ止まる」「揚水しない」「異音がする」 現場で突然起こる水中ポン…
もっと見る企業のゲリラ豪雨・線状降水帯対策|BCPを支える「排水計画」と水中ポンプの選び方|株式会社 櫻川ポンプ製作所
近年、毎年のように発生する「ゲリラ豪雨」。さらに最近では、同じ場所に猛烈な雨が降り続く「線状降水帯」による甚大…
もっと見る水中ポンプとは|選び方6ステップと使い方を日本初の専業メーカーが図解
「水中ポンプって名前は聞くけど、陸上ポンプと何が違うの?」「現場でどう選べばいいの?」 そんな疑問をお持ちでは…
もっと見る