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低速回転で粘り強く、安定した大水量を排水
駆動部には、パワーの強い「4極・6極モータ」を採用しました。
あえて回転数を抑えてゆっくりと回転させることで、負荷変動に左右されない粘り強い揚水性能を発揮。
一度に大量の水を低揚程で効率よく、かつ安定して排水することが可能です。
回転を抑えることで、ポンプの寿命を飛躍的に向上
4極・6極モータは、一般的な2極モータに比べて回転速度が遅いのが特徴です。この「低速回転」が、ポンプ主要パーツの耐久性を飛躍的に向上させます。
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メカニカルシール・ベアリングの寿命延長: 回転速度が抑えられることで摺動部や回転部の摩耗が軽減され、各部品の寿命が延びます。
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インペラの摩耗抑制: 高速回転に比べて水流による物理的な衝撃や摩擦が少なくなるため、砂混じりの水などを扱う過酷な環境下でも、インペラの消耗を抑えられます。 これにより、メンテナンスサイクルの長期化とランニングコストの低減を同時に実現します。
連続運転を可能にする全面水路と耐久性能
モータの外周を揚水が流れる「全面水路構造」を採用しました。
モータが水面上に露出した状態での運転でも、揚水によって効率的に冷却され、モータの温度上昇を抑えます。
また、インペラには高クロム鋳鉄を採用。砂や泥を含む過酷な排水環境下でも優れた耐摩耗性を発揮し、安定した性能を維持します。
過酷な環境に耐える「背圧抜き」と「防食設計」
高揚程モデルで培われた「背圧抜き機構」を特定の機種に搭載し、メカニカルシールの保護を徹底しています(※対応機種:U-4158A, 4208, 47510D)。
また、本体の腐食を抑制する「犠牲陽極」を標準装備。港湾工事などの水質の影響を受けやすい現場でも、ポンプを腐食から守り抜きます。
安心の保護システム「浸水検出器」
37kW以上の機種には、モータ室への浸水を検知する「浸水検出器」を装備。
万が一の際もモータ焼損などの致命的な故障に至る前に運転を停止し、大切な設備資産を守ります。
現場の負担を抑え、精度を高める「優れた整備性」
重量級のポンプでありながら、現場でのメンテナンスのしやすさを徹底的に追求しています。
革新的な「シールハウジング」の採用
メカニカルシールの上部に独立した「シールハウジング」を採用しました。
重量のあるケーシングをメカニカルシールの上に直接取り付ける必要がないため、作業者の身体的負担を大幅に軽減します。
さらに、組付け時にシャフトやメカニカルシールを誤って傷つけるリスクを回避し、確実で精度の高い整備を実現します。
「スタッドボルト」による作業効率の向上
部品の脱着が容易な「スタッドボルト」を採用。パーツの位置合わせがスムーズに行えるため、分解・組み立ての時間を短縮します。
作業姿勢に配慮した「円筒形ボディ」
上下反転させて立ったままの姿勢で作業ができる円筒形ボディにより、点検・修理効率を飛躍的に高めています。
用途
- 水害・災害対策: 集中豪雨時の道路・アンダーパスの大量排水、冠水対策
- 土木工事: 河川工事、港湾工事、地下工事における大規模排水
- 農業・養殖: かんがい用水の給水、養殖場での大量給水・水入れ替え
- 公共・産業: 大規模貯留槽の排水、プラント内での低揚程・大容量送水
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