水面の汚れを効率的に取り除く「スカムスキマー」の役割
スカムポンプ(別名:スカムスキマー)とは、排水処理槽や貯水池の水面に浮遊する「スカム(泡や不純物の塊)」や「油分」「浮遊物」を効率よく吸い込み、回収するための特殊なポンプです。
工場排水や水処理施設において、水面に浮かぶ油分やゴミの放置は、水質の悪化や悪臭、さらには後段設備のトラブルにつながります。
通常の水中ポンプは水底や中層の水を排水することを目的としていますが、スカムポンプは「水面の汚れだけを狙って回収する」という独自の機能を持っています。

現場の課題を解決する「浮遊物回収・油分回収」の仕組み
独自の回収構造を採用。現場の状況に合わせ、フロート位置と吸込口の深さを調節できるため、水位が変動しても吸込口が常に水面付近をキープします。
大量の上澄み液を無駄に引き込むことなく、ターゲットとなるスカム回収や油分回収をピンポイントで行うことができます。
【フロートと吸い込み口の設定方法】
ロックナットの位置を変更することでフロートで大まかな位置を調節し、吸込み口の皿部分を回すことで微調節します。

水位が変わっても、吸引力をキープ
球状フロートを採用しているため、水位が変化したり水面に波立ちが起こったりしても、水面と吸込口の位置関係を常に一定に保ちます。どのような状況下でも安定した回収能力を発揮します。
空気混入も問題なし
回収時に多量の水や空気が混入した場合でも、トラブルなく運転を継続できる設計です。
用途
池や水槽に浮いたスカム・油・浮遊物などの回収
